ざっと、ロンドンで出産した経験を書いてみました。

本当は書きたくなかった、このコーナー。
ロンドンはあまりに大きな日本人社会があり、英語を使わなくても生活できる街でした。ですので出産したことも別に私にとっては当然の流れだったのです。
でもオットの一言が、このコーナーを作るきっかけになりました。「確かにロンドンでの出産は全く問題ないけど、でもやっぱりお前が感じたような不安を持っている日本人妊婦はいるはずだよ。その人たちのためにも書いてみたら?質問があったらそれに気持ちをこめて返事をしてみたら?」と。

どれだけの妊婦さんに勇気を与えられるかしら。
もちろん初めての出産ですから、不安なことも多く、そのたびにいろんな先輩ママやドクターやらに質問しました。日本の本に書いてあることと、実際に受ける診療も違う(例えば、出産するまで一度も内診がないこと)、そんな中でも自分の中でクリアし、考え、ぽんぽこの無事誕生へこぎつけました。でもそれはロンドン・イギリスという先進国にいたからできたこと。
統計的には、イギリスの妊産婦死亡率は日本の約半分、周産期(出産前後の赤ちゃんの)死亡率は同等であるという情報を得ていたのが大きな理由です。
NHSが提供する産科、新生児科医療は世界的にも誇れることを知っていたからできたのです。

もし、もっと後進国で妊娠したらどうだったでしょう・・・。日本に帰って出産していたかもしれません。後進国で出産したら、まっさきにこのホームページで紹介したことでしょう。
珍しい出産体験だと思うので。
海外の中でも、アメリカやイギリス、ドイツなどの先進国での出産は、不安はあるでしょうけど、心配せずに妊娠時代を過ごして良いと思います。
日本に住んでいるのに、出産のためだけに他国へ渡航するのが最近流行しているようですが、それは私は大反対ですけど。

産後のヘルプなしも、考えていたよりずっと大変なことでした。子供を持つことに対する甘い考えがあったのです。最初の1ヶ月は自分も思うように動けなくて、家の中はめちゃくちゃ。オットともお互いのイライラからぶつかり合うことが多かったです。でもそれを乗り越えたことは、私たちにとって大きなプラスでした。けっして悪い経験じゃなかった。
私は特別なことをしたわけではなく、普通に生活し、試行錯誤しながらの手探り育児をして、ひとつひとつぽんぽこと一緒にいろんなことを乗り越えてきました。まさに涙あり、笑いありのぽんぽこの0歳から1歳。
試行錯誤・悪戦苦闘の育児は、3歳になった現在でも続いています。それでも彼女の笑顔や愛らしい振る舞いに助けられています。きっと他のお母さんたちもそうでしょう。
がんばりましょうね、日本で育児をしているママちゃんや、各国で育児をしているママちゃんたち!!



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送