徹底的に日本と違うのは、この定期検診。
日本ですと、当たり前のごとく妊娠がわかったら、すぐに産婦人科に行き、膣内プロープ(っていう名前だっけ?)で子宮内を見てもらい、胎児が生きてるかどうかを確認してもらい、病院から母子手帳をもらって、幸せな妊婦生活が始まる・・・というもの。

まったく違うイギリスの検診。
GPに行って、「妊娠したと思う」と話すと、「あっそ」で片付く。「尿検査で陽性と出たのね、おめでとう」で終わり。別になにをするわけでもなく、問診と血圧を測って、「4週間後にまた来てね」と言われるだけ。
問診と言っても、別に問題がなければ(出血してるとか、激しい腹痛があるとかがなければ)、英語がPoorな私にすればあまり必要のない部分。血圧もたいして問題にしていませんでした。
というわけで、本当に自分は妊婦であるのかそうでないのか、胎児が生きてるのかどうかさえわからずに過ごした妊娠初期でした。

というのも、妊娠・出産は自然の流れから出てきているもの。もし胎児が死んでいれば流産するだろうし、流産しそうだったら、薬などを使わず、自然に流れたほうが良い・・・という考えから来ているようです。
たとえ切迫流産や切迫早産の危険性があっても、入院することはまずないみたい。「家で何もせずに寝てなさい。それで胎児がダメであれば仕方のないこと。もしそれで生まれても子供は順調に育たないわよ」となる。
う〜〜ん、すぐに入院する日本とは違う考え。理解はするけど、自分での自己管理がいかに大事かを悟った私でした。

やっと妊娠5ヶ月くらいになって、検診の中に問診、血圧測定、尿検査、プラス赤ちゃんの心音を聞かせてくれるようになりました。唯一、これで生きているか死んでいるかがわかるわけです。
この心音を聞く機械が欲しい!とよく思ったものです。

体重を測ることもないし、忘れちゃったけど日本だといろいろと測られるんでしょう??
なぁんにもなくて、幸せ妊婦生活が続いたのでありました。


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