いよいよ出産間近。いろんな人からの電話が多くなってきました。
出産予定日から15日前、オットは試験のために日本に数日間、帰らなければなりませんでした。本当に不安で不安で、オットも同僚に私のことを頼み、私も近所の人やお友達に「何かあったらお願いね」と頼んでいました。

事情もあって、私の場合、産後のヘルプがありませんでした。私の母もオットの母も頼ることは不可能。オットとも何度も話し合い、まわりの人たちの協力してもらって、ヘルプなしで出産することにしていました。
それだけに、この予定日前のオットの留守は、緊張に緊張の連続でした。

あるオットの同僚が、会議の場で、「今日から彼(オットのこと)は日本だなぁ。奥さんは大丈夫か?」と支店長に聞かれたそうです。同僚は「大丈夫です。僕の家内が24時間体制で、何かあれば夜中でも駆けつけると言ってますから」と答えると、「よろしく頼むでぇ」と言われたとか。
後でそれを聞いて、「支店長命令だったんだよ!!」とみんなで大笑いしました・・・。
と、それだけまわりにたくさん迷惑をかけて、オットは日本へ旅立ったのですが。
その同僚の奥さんに携帯電話を貸して、いつでも陣痛が始まったら彼女に連絡することになっていました。
・・・ある日、彼女が慌てて電話をしてきたんです。ちょうど私がお買い物で留守にしていたときでした。
「良かったぁ、なんでもない?ふと携帯を見たらミスコールが1件あってさ。そのときに限って携帯が鳴ったことに気がつかなかったのよ。なにかあったんじゃないかって、ずっと電話してたのぉ。なんでもなくてよかったよぉ」と。
ごめんね、迷惑かけちゃって。
それ以来、ちょっとしたことでも彼女に、「これから○○に行ってくる」とか「お散歩に行ってくる」など、細かく電話やFAXで連絡を取るようにしました。

みんなのおかげで、何事もなく、オットもロンドンに戻ってきました。
戻ってくる日の午前中、オットの同僚の奥さんたちに電話をし、「何事もありませんでした。いろいろありがとうございました」とお礼を言いました。

よし!これでいつ生まれても大丈夫!
がんばろう!!っと。


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