ぽんぽこが生まれて、何枚の写真を撮ったことでしょう・・・。今ではデジカメというとっても便利なものがあるだけに、フィルム代を気にすることなく、バシャバシャ撮っちゃってます。ビデオも、いぃっぱい撮ったなぁ。
でもなぜ、最近、撮る回数が減っちゃったんだろう・・・。
ぽんぽこの新生児から１歳までの成長って、心の成長もあるけれど、見た目の成長が早くて、その一瞬を忘れるのが怖くてカメラを握ってたんだと思います。
今は、見た目の成長より、心・精神的な発達のほうが目覚しく（いえ、ぽんぽこの場合はゆっくりめです）、写真におさめることも少なくなりました。

ぽんぽこは、正直言って、写真うつりはあまり良くありません。ビデオで撮っても、実際の目で見た表情と違って写っているように感じます。その違いって、やっぱり「親にしか見えないかわいさ」なのでしょうか・・・。

たまに観光地などに出かけると、何度か、ぽんぽこの歩いている姿とか、座ってアイスクリームを食べてる姿などを写真に撮られることがありました。
よほどアジア人の小さい子供が珍しいのでしょうね・・・。一度は、ビデオにおさめていた若いカップルがいました。撮ったビデオを見せてくれたほど・・・。小熊みたいなのかなぁ〜、犬みたいなんだろうか・・・。
まぁ、親のほうとしても別に悪い気はしないのですが、そういうときって別れ際に「撮ってくれてありがとう」なんて言わなくちゃダメ？。

先日、幼稚園からの帰り、ぽんぽこが噴水で遊んでいました。とても良い表情をしており、私も「あぁ、ここにカメラがあったらなぁ〜」なんて思うくらいだったのですが・・・。
そのとき、ひとりの男性が自分のカメラで、ぽんぽこ撮リ始めました。
「このあたりの風景を写真に撮って新聞に載せたいんだけど、あなたの娘も一緒に載せてもいいかな？」と聞かれ、「どうぞ、どうぞ」と私。でも、もともと写真うつりの悪いぽんぽこだとわかっていたので、撮れるわけがないという気持ちで返事をしました。
案の定、シャッターチャンスに恵まれず、ぽんぽこも「なんで知らないおじさんが私のことを撮ってるの？」という気持ちもあってか、さきほどのような表情を見せず。そのうち彼は「Thank　ｙｏｕ」と言って退散してしまいました。
その直後、またぽんぽこが遊びだしたので、再度彼はチャレンジしてみたものの、ダメ。

そうなんです。
子供って、たぶんぽんぽこに限ってのことじゃないと思いますが、パパやママが撮る写真が一番良い表情で写っているんですよね。
大好きなママに向かって笑顔で返事をする表情・・・、それを逃さないように撮るママのカメラ技術？？。
昔流行った「ママ撮って」の一眼レフカメラ。あれって「ほぉんと、その通り！」って感じ。
「七・五・三」の写真を写真館で撮りましたが、私が思っていたぽんぽこの表情ではなくて、ちょっとがっかりしたのを覚えています。

プロのカメラマンよりも、パパやママのほうが絶対に上手。
だって、子供にとっては、大好きなパパ・ママだもの・・・。ちがう？