日本語補習校 ・ サタデースクール





海外に住んでいると、大きな街では、
日本人も多く、たいてい「日本人学校」がある。
そして、土曜日は、
現地校に通う子供たちのための「補習校」というのが
開かれる。

幼稚園の部もあるところもあり、
月曜日から金曜日まで現地校に通い、
土曜日は日本語の補習校へ通う・・・という子供が
けっこういる。

ぽぽ姫は経験がないので、
人から聞いた話しか書くことができないが、
日本で習う1週間分の国語と算数を、一気に
土曜日に授業をする。
そして、その補いのため、宿題がかなり出るらしい。
ほとんどの子供たちは、土曜日に補習校に行き、
日曜日には、補習校で出た宿題をすべて済ませ、
月曜日には現地校に通う・・・という日々を過ごしているらしい。
本人たちは、「いつか日本に帰るから・・・」との理由で、
みんな、がんばっている。

ぽぽ姫にも、来年春から通わせようかと考えていた。
が、遠いのだ。
土曜日、オットは当然仕事。
私の肩にすべてかかっている。
ぼくちゃんを連れて、行ったり来たりでグッタリしそう。
ぽぽ姫には、普段、公文もさせているため、
補習校の宿題までさせるのは、大変だ。

補習校に通わせる利点はたくさんある。
なにしろ日本を体感できるということ。
日本の文化はもちろん、日本そのものを味わえるのじゃないかと
思い、
絶対に、必要だよなぁ!!と思っていた。

他の子供たちからも、
「補習校は大好き」という声をよく聞く。
で、私も本気になり始めたころ、ぽぽ姫のスクールから、
ESLの件のレターが届いたのだ。

ものすごーーーく悩んだ。

公文の先生に、相談してみることにした。
「もし宿題が大変で、公文の教科をひとつ減らすとすれば、
『国語』よ。
アメリカでの公立学校に通っているなら、
しっかり英語を身につけなくちゃ」と言われたのだ。

そういえば、ずっと以前に、オットの上司の奥さんにも
言われた。
「今は英語にどっぷりつかるほうが、ぽぽちゃんには良いと思う。
日本語との両方なんて無理よ。
子供の限界を考えないと・・・。」と。
そのときは、流して聞いていたのだが、

いつも頭の隅には、
「日本に帰っても困らないように、日本語の習得に

力を入れなくちゃ!!」というのがあったのだ。

そして現実のものとして、
私はいっぱいいっぱい、考えに考えた。

で、今は何がぽぽ姫に必要か。


ちゃんとした英語を身につける時期だ

と。

これはぽぽ姫にとって間違っていることなのかもしれない。
ぽぽ姫の年齢のときって、親がある程度の道筋をつけてあげなければ
ならない。
その道筋は、自信を持ったものでなければならない。
一度、決めたら、早々に変更させてはならない。
子供が迷うから。

間違った決断かもしれないが、
私はそうした。
補習校に通わせるのをやめよう。
ESLも始まるし、今は基本中の基本の英語を
身につけさせよう。
あとの日本語は公文、あるいは4月から始まる
「こどもチャレンジ」を使って、
私が、なんとかがんばって教えていこうと。

自分の子供に、勉強を教える難しさは
イヤというほど知っている。
が、やらなくちゃいけない。

土曜日は、ぽぽ姫の好きなことをさせようと思う。
ジムナスティックをやりたいみたい(笑)。

で、こんなに悩んでいるのに、私がやっとこ
答えを出したことに、オットはひとこと、
「いいんじゃない?」

ちょっとーーーー、どーーーいうことよっ!!
子供の教育のことで、こんなに考えて考えた末の結論に
対して、そんな返事かい!!

世のお父さんって、そんな感じ?
うちが特別??








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