ティヒで生活していた頃、時々クラクフというポーランドの最初の首都だったところへドライブに行ったものです。車で片道40分程度。
クラクフは戦争で壊されることなく、昔のままの建物が残っているので、ヨーロッパらしい街並みを見ることができます。ワルシャワの比ではありません。
私たちは観光・・・というより、韓国人がやっている牛丼を食べに行くようなもので、チラッと街中をお散歩するくらい。
お散歩だけでも楽しめる街です。ここは。

クラクフのことは、いろんなガイドブックやインターネットで調べることができますので、そちらを参考にしていただき、私はひとつだけご紹介したいところがあります。

私のポーランド人の親友が、このクラクフ出身者で、いつも「クラクフを案内してあげたい」と私に言ってました。
ちょうど日本でいうゴールデン・ウィークと同じ時期に３日ほどの連休があり、クラクフで彼女と会うことになりました。実に半年ぶりの再会です。
彼女がクラクフ市内のホテルを予約してくれました。「きっと喜んでくれると思うわ」と言われ、早速地図を送ってもらって、オットとぽんぽことそのホテルへ直行。
クラクフのど真ん中にある、外見は「中流ホテル？？」と思える感じのホテルだったのですが、中に入ってビックリ。
中流どころか上流のさらに上？？といった感じの、落ち着いた、とてもセンスの良いホテルでした。
客室は少ないのですが、ひとつひとつの部屋の内部は違っていて、「近代的できれい」というんじゃなく、なんて言うのかなぁ、クラシックでモダン？？なんだか、よくわからない日本語ですね。

HOTEL COPERNICUS
　　Tel 0048-12-424-34-00 or 0048-12-431-10-44
　　Fax 048-12-431-1140
　　www.hote.com.pl
　　e-mail copernicus@hotel.com.pl

部屋につき、ホッと一息入れていると、ノックする音が。
「誰だろう？？」とドアを開けてみると、彼女が大きな花束を持って、そこに立ってるではありませんか！！夕食の時に会うことにしていたのに！
「Happy　Birthday！！」と私のお誕生日を覚えててくれて、思わず抱き合ってしまいました。
いいなぁ、友達って・・・。
ぽんぽこも抱っこして欲しかったみたいで、彼女に甘えていました。

２泊する予定が、オットは仕事で忙しく連休にできなかったので、一晩泊まっただけで帰宅。
感じのよいホテルのわりに、朝食は貧しかったなぁ。それでも満足のいく滞在でした。
宿泊料はいくらだったのかしら・・・。たぶん日本円で考えたら、そんなに高くないはず・・・とオットは言ってます。
クラクフには、もっと近代的な高級ホテルがありますから、それに比べたら安いと思います。