赤ちゃんって本当にかわいいし、何人でも欲しいと思ってしまう。
でも、想像以上に大変なことも多い。
だから、二人目は、ぽぽ姫が3歳になって幼稚園に通うようになってからに
しよう・・・と思っていた。
ちょうどその頃、ポーランドの片田舎に住んでいた。
数ヶ月後には、引越しすることを想定し、
妊娠は、次の国で・・・と、まさに「計画妊娠」。
が、そうカンタンには、うまくいかない。

ドイツに来て、さてふたりめ!!と、思ったが、なかなかできない。
まぁ、そのうちできるべ・・・と思っているうちに、
なんか私の調子が悪くなり。
そうこうしてたら、1年が経っちゃって、アメリカへ引っ越すことに決定。
その頃、体調不良で婦人科へ。
検査の結果、
「これじゃぁ、妊娠しません」と、はっきりドクターに言われた。

とりあえず薬を処方され、「3ヵ月後には、アメリカのドクターに
診てもらうように」と、インフォメーションをもらった。
が、ドイツ語なのだ。それが。

日本へ一時帰国し、約2ヵ月後、アメリカへ。
その間、毎日、薬を飲んではいた。
2ヶ月目までは、ちゃんと飲んでいたが、3ヶ月目は、テキトー。
飲んだり、飲まなかったり。

そして、引越しする数日前から、やけに気持ちが悪い。
異常なほどに。
妊娠したのか??いや、するわけがない。
今まで、できなかったのに、こんなときにできるはずがない!!
でも、気持ち悪さは治まらず、
とうとう引越し当日。

私の勘って、ものすごくて、どのダンボール箱に妊娠検査薬が入っているか
一発でわかった。

さて、この検査薬、
ポーランドのティヒという片田舎に住んでいた頃、
同じ会社の奥さんが本帰国となり、
「もし使うことがあったら・・・」と私に置いてったもの。
それをずーーっと2年近く持ってる私も私だよね。
ちなみに彼女は現在、アトランタにいる。

で、検査薬を使おうと思ったが、まだ生理が遅れて1日目。
そんなに早く結果は出まい・・・と、2週間待った。
その間も、気持ち悪さは変わらず。
気晴らし??に、ビールを飲んでみたが(お酒大好き女)、
余計に悪くなる一方(そりゃそうだ)。

で、待ちに待った2週間後、検査。
案の定、「陽性」。
オットも「そうかぁ、できたかぁ」

ふたりとも、予想してなかった事態をなかなか受け入れることが
できなかった。

この広いアメリカで、誰も知っている人もいない、右も左もわからない土地で、
妊娠しちゃって、ダイジョウブゥ???
ってな気持ちだったのだ。

メールする元気も、電話する気力もなく、ひたすらつわりと、
24時間家にいるぽぽ姫との相手に耐えた。
今回の妊娠では、腹痛に悩まされた。
オットが出張中、何度、救急車を呼ぼうと思ったか。
そのくらい、激痛に苦しんだ。

しっかり心音が確認されるまで、誰にも言わずにいたが、
彼女にだけメールで告白。
そう、妊娠検査薬を置いてった彼女・・・。

数日後、返事がきた。
「実は、私も・・・妊娠しました」




大爆笑!!

年も年だし、無事に出産できるのか不安でいっぱいだったが、
その前にぽぽ姫の世話が私にはあり、そっちのほうが、ずっとずっと
心配だった。

これまた想像以上に大変な妊婦生活がスタートした。


  


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送