アメリカに来て5週間後、アトランタからニュージャージーにきた。
またホテル暮らしが始まり、ぽぽ姫も私も、ちょっとゲンナリ。
2ヶ月以上もホテル暮らしになるとは・・・。
家探しをはじめ、とにかくクリスマス前までには引っ越したい!!とばかり思っていた。
そんな中、オットは4日間ほど、アトランタへ出張。
どこにもでられないホテルの狭い部屋で、ぽぽ姫と私は我慢して過ごしていた。
朝、目がさめると、気持ち悪い。異常なほどに・・・。
「二日酔い?」と思ったが、とにかく具合が悪く、朝ご飯も喉を通らない。
オットは留守だし、ぽぽ姫はうるさいしで、気分は最悪。

とにかく、オットの帰りを待った。
彼が戻ってくる日は、引越しの日。
朝から、新しい家に運ぶ荷物を整理しようとするが、とにかくオエッの繰り返しで進まない。
「どーしたんだろう。おかしい、おかしい」と思うばかり。
やっとオットが戻ってきたとき、私は思わず、泣いてしまった。
「気持ち悪いよぉ〜〜〜」
さすがにオットも驚いた様子。「来週にでも病院に行こう」と言ってくれた。
が、「もしかしたら、妊娠したかも」と言うと、これまた驚き、「うそだろ??」

うそだと私も思った。
ドイツで診察を受けたとき、血液検査の結果を見て
「You can not get a pregnant.」と言われたのだ。
その数値を下げる薬を処方され、飲んではいたが・・・まさか・・・。
それに気持ち悪くなったのは、生理が遅れた1日目から。
そんなに早くつわりの症状が出るものなのか??

それから数ヶ月、とにかく大変、地獄の日々だった。
知っている人もない中で、適当に私の運転で行かれるところで・・・を条件に、
ドクターを見つけ、診察を受けた。
オットの話しによると、保険が使える病院リストの一番上から電話をしたとのこと。
最初に電話をしたところは、つながらず、その下にかかれてある病院に電話をし、
予約を取ったそうな・・・。マジで適当に決めた。

自分の車を探す気力もなく、つわりと戦いながら、家からも出られず、
当時4歳のぽぽ姫と、軟禁生活が続いた。

安定期に入ったと同時に、ぽぽ姫も近所の幼稚園に通い始め、
なんとか私も「自分」を取り戻すことができた。

二人目ニンプって、想像以上に辛いものがあった。
休めないのだ。ぽぽ姫がいるから。
幼稚園に行ったとしても、3時間で帰ってきてしまう。登園拒否のため。
それでも根気良く通った。

悪いが、お腹のぼくちゃんに話しかけることなく生まれてしまった。
そんな余裕が私にはなかったのだ。
毎日、ぽぽ姫をいかに楽しく幼稚園に通わせるか、それだけしか頭になかった。

結局、いつまでも手がかかるのは上の子供??
ということがわかった気がする。

今では、ぼくちゃんもすっかり我が家のメンバー。
なかなか良い味をだしている。
これで、良く寝てくれたら言うことないのだが。
かなりのBad Sleeperなのだ。

いきなりニンプから始まったアメリカ生活。
これから何があることやら、ドキドキしながら過ごしている毎日である。






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