母乳一筋で育てるか、ミルクで育てるか、それとも
混合にするか・・・。
けっこうニンプの時に、悩んだ。

ひとり目・ぽぽ姫の時。
私はかなりの「おっぱい信者」だった。
最初の出が良かったのもあって、最後まで「おっぱい」にこだわった。
預けられないし、おっぱいの出も良くなかったりで、
想像以上に大変だったけど、
それなりに良かったと思っている。
が、その結論に達したのが、
「別におっぱいにこだわる必要はない」ってことだった。

ふたり目・ぼくちゃん。
産後2日目で、おっぱい育児にギブアップ寸前だった。
おっぱいがまだ出なくて、ぼくちゃんがお腹をすかせて泣くのだ。
体が動かない私にとって、ベビーコットから、ぼくちゃんを出すことすら
ままならないのに、抱っこして出ないおっぱいをくわえさせ、ぼくちゃんが眠ると、
コットに戻す。するとまた、泣いてしまって、抱っこして・・・が、
夜8時から午前1時まで延々と続いた。
すでに乳首が赤くなって痛くてたまらない。
本当に辛くて、ナースに「ミルクにしようかな」とボヤいた。
ナースも意外にあっさり、「持ってくる?」なんて言うし。

イギリスにいた頃、
ミッドワイフ(助産婦)から、「3日間、がんばって。必ず出るから」
と言われていた。
「もう1日がんばろう」と思い返し、
「やっぱ、ミルクはいらない」と断った。

さすがにナースも私の辛さを理解してくれたのか、
「Nurseryに2時間ほど連れていくわね」と言って、ぼくちゃんを
連れ出してくれた。
助かったぁ〜〜〜

眠れなくても良いから、とにかく横になりたかった。
腰が痛くて痛くて。

2時間で戻るはずだったが、気がついたら4時間グッスリ
眠った私。
それでまた元気が取り戻せた。
その眠りが良かったのだろう。
おっぱいが出はじめた。

おっぱい育児は、母親がおっぱいを作るために、
あれこれと飲んだり食べたりしなくちゃいけない。
だから、できれば「混合」で育てようと思っていた。
ダイエットしたかったし。
最初のうちは、うまくいっていた。
ぼくちゃんも両方、元気に飲んでくれるし・・・。

で、今は・・・というと、
ミルクは、うがい薬のよう。
口に入れ、ガラガラさせて嫌がるだけ。
おっぱいの足りない分は、離乳食で誤魔化している。

おっぱいのことでわからないことが
あったら、アトランタにいるMちゃんに相談しているので、
けっこう心強い。

結局、我が家の子供たちは、おっぱい育ち。
ミルク効果で、夜、グッスリ眠りたいのだが、
「子供のため」にできる時期って、
考えてみるほど長くはない。
今さえ、我慢すれば、あとは、ぽぽ姫のように、
叩いても起きなくなる。
それまで、好きなだけ、出るだけ飲んでいいよ。
・・・ぼくちゃん。






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