ドイツに住み始めてから、最初の1週間は、ドイツ人の表情が怖くてあまり好きではありませんでした。

子供に対して厳しい人も多く、何度スーパーのおばちゃんに「この子、うるさいわね!」という感じでにらまれ、舌打ちされたことかしら・・・。

着いてから1ヶ月間、ホテルアパートメントを利用。小さいキッチンもついているのに、食器もなく、ぽんぽこ用に持っていたプラスチックのお皿を使って生活していました。「どこがホテルアパートメントなんだ!!」。
部屋の掃除は、週に1回。バスタオルやシーツ交換も週に1回。
私たちの洗濯物は、手洗いしていました。信じられない。ここでこんな原始的な生活をするハメになるとは・・・。
お散歩途中でクリーニング屋を見つけ、とりあえずたまった下着以外の洗濯物を出しました。もちろんお店のおばちゃんには驚かれましたが、そんな恥ずかしがってはいられません。出来上がるのは4・5日後。なんで24時間以内にできない?
日曜日はどこのスーパーもお店もやってないし、なんなんだ!こいつら!!
と、一人で怒っていたこともしばしば・・・。

家を見つけるのも、笑っちゃうくらい物件がありませんでした。ミュンヘンはドイツの中でも家探しの難しいところだとか。家賃のわりにあまり良い家もなく、本当に見つかるんだろうか・・・と不安になっていました。
オットのお客さんに不動産屋を教えてもらおうと思ったら、「ローカルスタッフに毎日新聞を見てもらい、良さそうなものがあったら、電話してもらって見つけた」とのこと。ドイツ語なので、結局ローカルスタッフに頼るしかないんですよね。
でもその頃、まだオットにはローカルスタッフもいなかったので、新聞で探すことはできません。結局、インターネットで見つけた不動産屋さんを頼ることに。祈る気持ちで、部屋を見に行き、思ったより良かったので、即決断。決めました。
ラッキーなことに、部屋に洗濯機があった!
そうなんです。洗濯機が部屋にあるか、アパートの地下にあるか、まったくないか、どれかだそうで、洗濯を自分の家でできるのはうれしかったぁ。当たり前なのに、ドイツでは当たり前じゃないんですよぉ。

外に出れば、冷たい視線でぽんぽこと私を見比べるし、生活は原始的だし、「どこが西側だぁ、先進国だぁ??」とストレスをためておりました。あんなに亡命したかったのにね(笑)。
私たちの生活はどうなることやら・・・。





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送