ミュンヘンのガイドブックを見ると、まず出てくるのが「オクトーバーフェスト」の写真。
世界最大のビール祭りで、期間中は700万人もの人が訪れるそうです。この時期にしか作られない特別なオクトーバーフェスト用ビールを口にできるとか。
せっかくミュンヘンに住んでいるのだから、これは絶対に行くしかない!!
ということで、開催2日目、オットとぽんぽこを連れて行ってきました。

地下鉄の駅を下り、すぐ目の前がオクトーバーフェスト会場となっていました。見れば、移動遊園地の遊具があちこちにあり、サンドイッチなどをおいたお店や、おもちゃを売っているお店、昔懐かしい射的などがあり、大きな遊園地といった感じでした。
そこかしこに地元のビール会社で出している大型テントが立ち並び、会社によってテントのまわりのデコレーションが違うので、それを見るだけでも楽しいかも。

オットは会場に着いた途端に、「さて飲むか!」との声。うっそー、今来たばっかじゃん!!。ぽんぽこは見たこともないような巨大遊具に目を奪われ、チョロチョロしっぱなし。そんなビアホールになんて行ってられるか!という状態。それにまだ昼間の11時30分。「だってそのためのオクトーバーフェストでしょう?さっ、行くぞ。どこのビールにしようかなぁ」。そう言い出したら手がつけられないオット。
オットの後を着いて行くと、やっぱりミュンヘン。ホーフブロイハウスのテントを見つけました。
まだ早い時間だったため、席はがらがら。でも子連れ客も多く、私もだんだんとその気?になってきました。
1リットル入りのジョッキ(1マースという)になみなみと注がれたビールを、みなさん飲み干しており、ウェイトレスさんたちは、その1リットル入りのジョッキを8本ほど平気で持ち歩いて、会場内のお客さんたちに配っているからビックリ。かなり重たいはず。

どうやって頼むのかわからず、とりあえず適当な場所に座っていました。
しばらくすると、ウェイトレスさんがやってきてビールを注文。私もせっかくだから・・・と、1リットルのビールを頼みました。
きたぁーー!!、大きいジョッキ。すっごーーーい。
などと、ひとりで大騒ぎ。
オットとぽんぽことカンバーイして、「いやぁ、ドイツっていいねぇ」なんて親父口調の私。「それはお前が以前ポーランドにいたから、そう思うんだよ。別にここってただのビアホールでしょ。別にーーーって感じだね、俺は」。
なんてクールに話すオット。この日以降、オットは自分のスタッフたちとオクトーバーフェストに数回行き、いいだけ飲んで酔っ払って超ご機嫌で帰宅してくるから憎たらしかった。



私たちが入ったホーフブロイハウスのビアテント





テント内はこんな感じ。生バンドも入っている。まだ昼間なのにこの賑わい。Good






 

ビール会社によって、テントの模様が違ってておもしろい


オクトーバーフェスト会場というのは、大型のビアホール会場があちこちにあり、その周辺を移動遊園地や屋台?で賑わっている秋祭りみたいでした。でも私はそういう雰囲気が大好き。2週間も続くんだから、あと3回くらいは来られるだろうと考えていました。
ですが、最初の週はずっと雨降りでとても外出できる状態ではなく、昼間、ぽんぽこと行ってみましたが、まだ小さすぎて乗れる遊具もなく、ただまわりの雰囲気を味わうだけ。
夕方以降になると、人・人・人で、ぽんぽこを歩かせるわけにもいかず、ずっと抱っこでの移動。まわりにはジョッキの破片があちこちに散乱していて、ころんだら大変。どこかの黒人がカラになったビアジョッキを数個抱えて(隣のインド人は、ビニール袋に入れて)、持って帰ろうとしているところを警察官に止められ没収されており・・・・・。
子連れで行くのは午前中がいいみたい。

最終日の前日、オットの同僚たちが奥さんやお友達を連れて、各地(チェコやハンガリー、イギリス)から集まってきました。
私もぽんぽこを連れて参加させてもらい、久しぶりに会う日本人スタッフの方々。懐かしい顔ぶれに感動。
せっかくこの日のために集まったのに、すでにもう大型テント内はいっぱいで入れる状態ではなく、入り口は閉められさらに順番待ちの人で長蛇の列。
結局、オクトーバーフェストの会場から離れ、街中のレストランを予約することに。なんでもオクトーバーフェスト会場のテント内は、2年前から予約しないとダメなんですって。へぇ。
私は数年ぶりの飲み会に参加し、とってもとっても楽しかったです。ぽんぽこが心配でしたが、意外におとなしく他の人たちにかまってもらって上機嫌。
なんとこの日の夜、家に帰ってきたのは12時すぎ。
あぁ、とんでもない母親。

ビール・ビールの2週間も終わり、ミュンヘンは寒さが厳しい季節を迎えます。





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