オットの会社では、2年に1度・2週間、一時帰国として一家で帰ることができます。

私はこの一時帰国が大嫌いで、あの長時間のフライトがダメ。私たちの実家は北海道であるため、成田か、関空でまた乗り換えなければならず、待ち時間やらなにやらも含めると、長いこと長いこと。ぽんぽこが生まれてからは、機内での過ごし方が問題で、「今度日本の地を踏むときは、本帰国のときがいい」と断言するほど、帰るのが憂鬱になるのです。
でも、やはりそんなことは言ってられず、両親・義両親にぽんぽこを見せなくてはなりません。最大の親孝行のため、意を決して長時間フライトに望むことに。

当日、ミュンヘンのお天気は良かったものの強風。オットは仕事のことが気がかりだったようで、やはり当日も家を出る2時間前まで仕事に出ておりました。そんなことはもう当たり前の彼。
私は洗濯やら、掃除やら、万が一、飛行機が落ちて一家3人死亡となり、いろんな人が家の中に入ってきても良いように片付けておりました。きちんと準備していたつもりでも、出発ギリギリまでバッタバタの私たち。ぽんぽこはすっかり旅行気分でご機嫌ちゃん。
ミュンヘンの空港までは、オットのローカルスタッフが送ってくれました。
いつもは日本の航空会社を利用するのですが、ミュンヘン←→成田の直行便がルフトハンザでできたため、今回はこちらを利用することに。季節もはずれているので、空いているのでは???と思ったら、空港まで送ってくれたスタッフが「さっき、日本人ツアー客をたくさん見かけたよぉ」なんて言われ、ちょっと不安。
案の定、満席、ギューギューという雰囲気の機内でした。はぁ〜。

初めて私たちはルフトハンザを利用したのですが、サービスはまぁまぁ。英語ができなくても日本人スタッフがいてくれるので心配なし。
ただ機内食はイマイチでした(ちなみにエコノミーの話しッス)。

まぁ、いろいろと日本に着くまで大変だったのですが、着いてからは好き放題に過ごすことができました。
実家が近いというのが、これほどラクチンなものなのかぁ〜なんて、もう私は甘える・甘える・甘えまくり。
両方のおじいちゃま・おばあちゃまは、さぞかしお疲れだったことでしょう。
100円ショップの大型店に驚き、回転寿司のおいしさに感動し(回転寿司とは思えぬ味でした)、ファミレスの便利さに頭の下がる思いがしました(笑)。

ただちょっぴり悲しかったのが、小さい子や老人には冷たい国かも・・・と思ったところ。
ドイツも子供にやさしい国ではないと感じますが、それとは違う別の意味の「冷たい国」という印象を受けました。
他人には「無関心」なんですよね。
わかっていたことでしたが、2年も離れていたせいかすっかり忘れてしまい、あらためて思い知らされた気がします。
同じ日本人として、ちょっと残念でした。

今回の2週間は、お買い物を楽しみ、おいしいご馳走を楽しみ、遊びに遊んだ日本滞在。
今度、日本の地を踏めるのはいつでしょう。案外、近い将来かも??

少し休んでいたホームページの更新。またクリスマスに向けて随時載せていきますね。




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