ドイツに来る前に「ミュンヘンの暮し方」みたいな本を読み、この言葉にどれだけ神経質になったかしら・・・。
確かに、ドイツは子供にはやさしい国ではないような気がしますが、結局、自分の育児のやり方は変えられない・・・ということに気がつき、「バカなことに悩んでいたなぁ」と今では思えるようになりました。

まわりの人から冷たい視線を浴びることはしょっちゅう。
この間、ぽんぽこが電車の中でダダをこねて大騒ぎ。小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが電車の中で立って歩き回っていたため、ぽんぽこも一緒に歩きたくなったようなのです。もちろん危ないですし私は阻止。すると、ぽんぽこは怒って私に抱かれることを拒否。そのうち床に寝転がるまでになってしまいました。
もちろんまわりの人たちは、ぽんぽこや私のほうに注目。
私はすかさず、彼女のおでこをピシャリと叩きました(かなりいい音がした)。
みんな驚いた様子だったように思います。ぽんぽこは驚きと痛さで泣き出しましたが、私が抱っこするとすぐに泣きやみ落ち着きました。
この場で、「それは子供に対する虐待だ」とかなんとかを論ずるつもりはなく、ただ私はその時に思いました。
「これが私のやり方。私の育児。あなた達のように話して聞かせるような悠長なことは私はできないし、変えるつもりもない」と心の中で思い、一点、窓の外を眺めていました。

アパートメントホテルに滞在していた時、毎日のように公園へお散歩にでかけていたのですが、そこでロシア人のお母さんに出会いました。ぽんぽこより1歳年下(でも体格は同じくらいだった・・・)の娘さんを連れていました。
ぽんぽこは、その女の子に何度も砂をかけて私に叱られていました。ですが、そのロシア人のお母さんは言ったのです。
「いいの、いいの。これはお互いさま。ドイツ人の子供たちっておとなしくて、こんな悪さを全然しないから、私もいつも冷や汗をかくのよ。でも私はこんなこと全く気にしないし、かえってぽんぽこちゃんのようにやってくれるとホッとするわ」・・・みたいなことを私に話してくれました。
やっぱり外国人のお母さんたちも、私のように悩んでいるのかなぁ〜。
ポーランド人のお友達にも言われたことがあります。
「育児のやり方はそれぞれ違うんだから、あなたの育児を見つけて」と。

情報に惑わされ、ビクビクしていたのが嘘のように、今ではぽんぽこがグズろうと何しようと堂々とできるようになった私です。
これが正しいのかどうかわかりません。でも私は彼女の母親。責任を持って育児しているんだから、これで良いと思っています。

育児と家事で1日が過ぎていく専業主婦のママちゃんたち!!
何があってもくじけずに、がんばりましょうね。

すぐにくじけるぽんぽこのママより




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