ドイツに来て1年。
ドイツ人の育児に、かなり神経を尖らしていた私でした。
「子供に挨拶くらいはさせるようにしておきましょう」みたいに生活ノウハウ本に書かれてて、その頃、人見知りがひどかったぽんぽこは、挨拶をするんだろうか・・・と、夜も寝られないほど心配しました。本当です。

でも、ドイツに来て数日後には、自分から「ハロー」と挨拶してました。別に教えたわけでもないのに。
それまでとは違う雰囲気を感じたのでしょうか。
逆に私たちは、ドイツ人の子供から、挨拶をされたことはありません。ぽんぽこのほうから、握手をしてコミュニケーションを取ろうとするのに、拒否されることもしばしば。
「なぁんだ、あのノウハウ本は!!」と心の中で思ったものです。
ぽんぽこの黒髪で黄色い肌に拒否反応を示したのかもしれませんけど・・・。

犬のしつけのように、厳しくしているようでて、けっこう公園では放し飼い??にしています。見てない親が多くて、意地悪をされたり、小さい子供が大勢遊んでいる中、平気でボール遊びをさせてたり・・・。
親が見てなきゃ、子供は好き勝手に遊んでいるし、その犠牲になる子どももいるし。
どこの国も同じではないかしら?
どんなに大きくなっても、公園で子供を遊ばせるときには、ちゃんと親が見ていなくちゃダメですね。
それは基本的な育児のルールかもしれません。


ドイツ、特にここバイエルン地方の人たちは、とてもフレンドリーだということがわかります。
ご近所さんも親切にしてくれますし。
親切にしてくれた人たち全員が生粋のドイツ人とは限りませんが、どこの国の人・・・とか関係なしに、バイエルン地方に住む人たちは、私たちにとてもやさしかったです。
最初に来た頃の緊張がうそみたい。

ぽんぽこにとって、今までで一番良い環境で育ったのではないかと思っています。ドイツから離れることをあまり理解していないようですが、でも記憶には残っているでしょう。きっと。
必ずぽんぽこはまたドイツを訪れるでしょう。
そんな気がします。

今度の国では、ぽんぽこはどういった成長を見せるのかしら。楽しみです。

また来るね、ミュンヘンに。




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