今までどこへ異動になっても、たいして問題はありませんでした。子供がいない時期はもちろん、ぽんぽこも赤ちゃんでしたし・・・。
今回の異動では、子連れの国外引越しの難しさを少し実感した気がします。

まずは「幼稚園探し」。
前任者もいないですし、インターネットで調べてもあまり役に立たないことばかり。探す手立てがなくて本当にイライラしました。オットは異動してすぐに超多忙人間になってしまい、出張で留守にすることもしょっちゅう。オットを頼ることもできず、どうやって探したらよいのか、毎日ぽんぽこの面倒を見ながら考えていました。

たまたまミュンヘンにあるインターナショナルスクールのメールアドレスをゲットでき、そこにダメもとで聞いてみることにしました。
そこではぽんぽこを預けることができなかったものの、ミュンヘンには3つの英語環境の幼稚園があるとか。親切にも住所と電話番号を教えてくれました。涙が出るほどありがたかった・・・。

ミュンヘンに住んでいる日本人駐在員の子供たちは、意外とローカル(ドイツ語環境)の幼稚園に入れているのに驚きました。
私もドイツに何年も住むなら、ローカルの幼稚園で充分ではあったのですが、どうせ1年くらいでまた引越しです。言葉の発達が遅いぽんぽこに日本語・英語・ドイツ語と3つの言語だと、絶対混乱すると思って。できれば日本語・英語の2ヶ国語でおさえたいと。
それともうひとつ、私がドイツ語を理解できないということ。勉強するつもりでいるものの、やはりぽんぽこの先生とは、しっかりとしたコミュニケーションを取りたくて。ポーランドで先生と話せないことに、かなりいらだっていましたから・・・。
とは言え、私の英語力なんて最低の最低。ドイツ語より多少理解できる・・という程度のものですけど。

というわけで、無事にぽんぽこも9月の新学期から幼稚園へ通えるようになりました(週3回、午前中3時間)。
日本のように入園式があるわけでもなく、普通の格好で連れて行き、大泣きするぽんぽこを残して私はそそくさと退散しました。
日本だったら、おとうさん・おかあさんと揃って手をつないで入園式に向かうのになぁ〜。

車があれば15分という距離なのですが、今はオットが使っているため電車通園しています。1度隣駅で乗り換えなければならないのですが、乗り換えたあと1時間に2〜3本しかないため、乗り過ごすと寒いホームで長いこと待たなければなりません。結局、行くだけで1時間かかり、ぽんぽこを幼稚園に預けても、私は家に帰る時間がありません。そのまま電車に乗って街中に行き1時間ほど時間をつぶし、またお迎えへ。幼稚園に近い駅にはお迎えの30分前に着いてしまうので(その後だと遅すぎる)、また外をブラブラ。
お天気が良ければいいのですが、もうミュンヘンは寒く、冷たい雨が降り、そんな中長いこと外にいることはかなり苦痛。しかも歩かないぽんぽこを抱っこし、ぽんぽこのかばん、私のかばん、傘を持っての通園は本当に大変!
オットに抗議しているのですが、なかなか会社の車が来ないようで、1ヶ月くらいはこの状態が続くそうです。厳しい!!

これから習い事とか、教育とか考えなければならないのですが、私はぽんぽこに、とにかくたくさん遊んでもらいたいと思っています。走って転んで大声で笑って泣いて、子供らしい子供。人間らしい人間に育ってもらいたい。
お花を見て自然に口から「きれいね」と言えたり、小さい動物や赤ちゃんを見かけたら「かわいいなぁ」と感じたり。おじいちゃん、おばあちゃんにはやさしく接してあげたり。
別に字が早くに書けるようにならなくても読めなくてもいいです。絵を上手に描けなくてもいいです。
子供のうちは遊びなさい!
それだけ。
   





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