子供にとって、この「順番を待つ」ことほど苦痛なものはありません。

まわりの人も迷惑するし、子供自身も「どうしてすぐにできないの??」とストレスをためてしまいます。
ぽんぽこもそのひとりで、幼稚園で集団生活しているものの、いまだに「待つ」ことができていません。幼稚園に行けば、自然とできるようになるものと考えていた私が甘かった・・・。

それに気がついたのは、イースターでの旅行でした。
飛行機に乗り込むのに、並んで待つことができなくて大泣きしました。先へ行こう行こうとして。
そして機内では私たちの心配をよそに本やおもちゃでご機嫌よく遊んでいたのです。が、飛行機が着陸して、他の乗客がコートを着たりバッグをキャビネットから出そうとしているときに、これまた大泣きが始まって。着陸しても、降りるまでにけっこう時間がかかりますよね・・・。それがぽんぽこには理解できなかったのか、待つことができずに大暴れ。
それまで機内での過ごし方を重点に私は考えていただけに、まさか飛行機に乗るとき、降りるときにグズられるとは考えてもみませんでした。

この「順番を待つ」という行動は、集団の中で遊びながら自然に学ぶものです。
ですが、私たちにはティヒにお友達がいなくて、私と一緒になって他の子供と遊ぶ機会がまったくありません。ですので集団生活のルールとして、幼稚園へ行かせれば自然に覚えてくるものだと思っていたのです。
やはり日本語で、母親である私が教えるより仕方ないことなのでしょうか・・・。

日本や他の先進国ですと、日本人のママ友達がいるでしょうから、親と一緒に普段の遊びの中でいろんなことを覚えることができます。
ぽんぽこもティヒ生活の中で、のびのびと子供らしく純粋無垢に育っていますが、なにか社会性が身についていないように感じる今日このごろなのです。



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