ぽぽ姫が、パブリックに通うようになってから、
ずっとずぅぅっと、頭の隅を離れなかった・・・
Star of the week

Star of the weekって何?という方は、コチラ

それが、いよいよやってきた!!

準備は1ヶ月前から始めた。
えーーー、そんなに早くから準備をしなくちゃいけないの??
と、思われるかもしれないが、私が用意しようとしている
クラフトが、手間のかかるものにしたせい。
別にそんなこと、やらなくたっていいんだよ。
絵本を読むだけでもOK。

どうしてもやりたかったのが、
紙芝居
近所の日本人ママにお願いして、日本語から英語に
訳すのをお手伝いしてもらった。
「つるのおんがえし」

あとは適当なクラフトをやろうと思った。
が、これがなかなか決まらず。
たいてい、日本人の子供って、ローカルに入ると、
あまり「日本」を強調するようなことをやりたがらない。
ぽぽ姫も、だんだんとその傾向にある。
が、今回のアイディアは、担任からだった。
「日本語の字がおもしろいから、子供たちの名前を
日本語で書いて、それで何かを・・・」と言われたのだ。



ドア・ハンガー

ドア・ハンガーというアイディアは、日本人のお友達から。
ひとりひとりの名前をカタカナで切り抜き、
貼っていった。
スンゲー、面倒な作業だったよ(涙)
でも、カタカナだから、まだ良かった。
ぽぽ姫と、ぼくちゃんの名前(ひらがな)のほうが、
大変な作業でした。
子供たちは、これにスパンコールで飾っていく・・・。
という、極めて簡単な作業のもの。

あとは、ぽぽ姫が選んだお菓子とジュースを持参。

当日

奇跡的にオットが一緒に行かれたので、ぼくちゃんを連れて
ぽぽ姫のクラスへ。

「待ってました!」とばかりに、ぽぽ姫が走りよってきた。
そりゃそうだよ、普段、私はほとんどクラスに出向いていない。
かわいそうなことをしているよなぁ〜〜〜。
オットとスクールの玄関で待ち合わせしていたのに、
事務所を出たのが遅かったのか、時間に間に合わず、
私とぼくちゃんと、先に教室へ。

私たちの所要時間は、1時間。
けっこう長い・・・と思ったけれど、何があるかわからないので、
時間通りに進めることに。
(ここだけの話。実は私、元・幼稚園教諭)

まずはクラフトの説明をしたんだけど、
簡単なものだから、説明もほとんどいらない。
これ、大正解



子供たち、カタカナの名前には、ほとんど無反応(笑)。
まっ、それでいいのだ。
かえって先生たちのほうが、驚いていた様子・・・。

10分ほどで終了。

で、お次は紙芝居。
私はこの紙芝居の様子を、どうしてもカメラにおさめたかった。
紙芝居をオーダーしてくれた方と、訳してくれた方に、
見せたかったのだ・・・。
が、突然ここで、先生から、
「ごめんなさい。写真を撮っちゃいけないの。」
と。
その前にオットがビデオの準備をしたら、
「スクール内での、ビデオ撮影は禁止」と言われた。

ゲーーー

実は、この日、担任が不在。
代わりの先生と、アシスタントの先生がいたのだが、
たぶん、担任だったら、写真は許可してくれただろう・・・。
残念で仕方がなかったよ。

かえって紙芝居のほうが、集中していた子供たち。
もう一回読んでぇぇ!!とリクエストが入るほど。
うん、これは良かった!と思った。

そして、紙芝居の後、
先生のほうから用意されたものが。
「Popo is a STAR」というもの。

一枚、一枚、先生たちからと、子供たちからの、
メッセージが。

Popo is a STAR because.........
ぽぽ姫は、STAR。なぜなら・・・・。

なぜなら、

ぽぽ姫は、みんなにやさしいから。
ぽぽ姫は、いつも笑顔でいるから。
ぽぽ姫は、たくさんのお友達がいるから。
ぽぽ姫は、いつもおかしいことをして、ぼくを笑わせるから。
ぽぽ姫は、世界一やさしいから。
ぽぽ姫は、宇宙一(←ビックリ)やさしいから。
ぽぽ姫は、私のBest Friendだから。


・・・・などなど、たっくさんぽぽ姫の良いところを、
子供たち、ひとりひとりが書いてくれている。
それを一枚、一枚、先生が読んでくれるんだよね・・・。

ここで、オットと私は気がついた。
「Star of the Week」って、何なんだろう。

こうすることによって、子供自身が、クラスに存在している
ことを認識するのだ。
「自分も、このクラスの仲間だ。」と。
そして、自信を持たせる。
「自分には、仲間がいる。みんながいる。だから、何にでも
がんばれる。」
仲間意識、協力意識が高まる。
反対に、Star of・・・の子供に対してのメッセージを考えるのも、
相手のことを考えるおもいやり、やさしさ。
相手の良いところを見つける大切さ・・・を学ぶのだろう。

親が出向くのは、「私には自分を守ってくれる、協力してくれる
素敵な家族がいるんだ。」という証。

日本の幼稚園では、こういったことはやらないだろう。
まして一人の子供に1週間という時間は取れない。
1クラスの人数が多過ぎて。
でも、似たようなことをやるのも良いんじゃないかと思った。
ぼくちゃんにもやってあげたいけど、
その時までアメリカにはいないから、無理だ(笑)。




私たち夫婦にとって、家族にとって、
かけがえのない想い出となった。
こうした機会をいただけたことに、心からスクールと、
先生がたに感謝したい。
そして、今回、ぽぽ姫のStar of the Weekのために、
いろんな日本人ママたちの
協力が、たっくさんあった。
それがなければ、できなかったよ。
心から感謝します。
ありがとうございました。

そのクラスによっては、親が出向かないところもある。
でも、できれば親も一緒に参加するものがいい。
大変だし、緊張もするし(英語だから)、ひえぇぇぇ〜〜と、
身震いしちゃうんだけど、
子供の喜びかたが、違うよ。

もうこれで、Star of・・・がないと思うと、寂しいけれど、
終わってホッとしているところもあります。

アメリカ・キンダーガーテンならではの経験。
一生、忘れたくないな。












SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送