さて、いよいよ出産間近!!
が、今回も予定日が過ぎてしまった。
なんとなぁく、落ち着かず、リアルタイム??で、
アトランタにいる、同時期に妊娠したお友達とメールのやりとり。
相手にしてくれるだけでも
ありがたかった・・・。

そして土曜日の真夜中、
突然、パシッと破水したような感触が・・・。
トイレに行ってみると、少量の出血。
「いよいよ、来たか??」

それから痛みが来たり、来なかったり。
あまり寝られず、朝はボケー。
オットが、もしも・・・を想定して、朝からおにぎりを作ったりして、
病院へ行く準備を始めた。

今回も、微弱陣痛みたい。
ゲーーー。

その日、ぽぽ姫に説明をした。
「もしかしたら、ぽぽ姫が寝ているときに、病院に行かなくちゃいけなくなるかも
しれないの。そのときは、ぽぽちゃんも一緒に行ってくれる?」と。
ぽぽ姫は、あっさり、「いいよ」と言う。
わかってんのかなぁ〜〜??

そして日曜日の夜中、
またもやパシッとした感触。
破水かどうか、判断がつかないので、病院へ行ってみることに。
確か午前2時30分くらい。

でも今回は、「まだ生まれないから」と言われて家に戻るのは
嫌だった。行ったらそのまま出産にこぎつけたかった。

ドクターに「病院へ来るように」と言われ、ぽぽ姫を起こす。
彼女も心得ていたのか、すんなり起きて、車に乗り込んでくれた。

さて、出産のデリバリールームの前に着いた。
インターホンを押し、中からナースが出てきて、
最初に言った言葉。
「この子は、中に入れない」

やっぱりなぁ〜。予想はしてたのさ。
とりあえず私だけ荷物と一緒に中に入り、オットとぽぽ姫は、ソファのある
待合室みたいなところにいてもらった。
ぽぽ姫は新しいDVDに気をとられ、意外と冷静。
「ママちゃん、がんばってね」と励ましてくれた。

私はナースと一緒に、部屋に案内された。
なんともホテルみたいな素敵なところ。

そこで破水かどうか診てもらったのだが、ナースのほうも判断できず。
結局、「たぶん破水したのだろう」と言って、
すぐに「エピ(麻酔)を使う?」と聞かれる。
即答・イエス!!

いやはや、痛い麻酔でした。
イギリスのときは、ちっとも感じなかったのに。
麻酔をされるとき、怖くて、看護婦さんの手をにぎりしめちゃったよ。
オットはぽぽ姫と待合室だしさ・・・。
そのうち、陣痛促進剤を投与されたのだが、予想もしないことが。
震えが止まらないのだ。
かなり厳しかった。
ナースに言っても、「それが普通」と言って、取り合ってくれない。
マジ、怖かったよ。この震えは・・・。

震えが止まらない中、オットが部屋に。
ぽぽ姫は、ナースと一緒にいるとのこと。
「これからぽぽ姫と家に帰って、9時にお手伝いさんが来ることになってるから、
そしたら、また俺来るから」・・・と。

私はひとり震えに耐えた。

9時過ぎ、オットがやってきた。
ぽぽ姫はまだ寝ているとのこと。
ビデオやDVDがすぐに見られるように、お手伝いさんに話しておいたとのこと。
人見知りのしないぽぽ姫だが、たった5日前に来たお手伝いさんと
ふたりきりで大丈夫だろうか。
ダディーもママちゃんもいないのだ。
・・・そればかり気になる私。

そして出産時にお世話になるドクター登場。
いやはや明るいドクターで、
「痛くないでしょう!!だって、エピ使ってるも〜〜んっ」
「大丈夫でしょう??だって、エピ使ってるも〜〜んっ」
みたいなことを言われて、大笑い。

下半身が麻酔にかかり、まったく感じない。
イギリスでは、麻酔がかかってても歩くことができたし、
イキみも感じた。
が、
この麻酔、イキみも何も感じないのだ!!

お気楽にコーヒーを飲んでいたドクターが、
「どれどれ、内診。おぉーー、もうすぐ生まれる。
待って待って、今、着替えてくるから」
と、急に慌しくなった。
時は、午前11時。

えーーー、何も感じないよぉ。

さて、ここからミッドワイフの合図とともに、
イキみに入るのだが、入らない。
だって感じないんだもん。
それでて、「ほれ、いきんでみなさい。ほれ、ほれ」と言われるのだが、
全〜〜然
顔ばかり赤らめてイキむ振り。

やれやれ、また何時間もこうしたことを続けたイギリス経験。
オットと、「またかぁ」と呆然。
それに陣痛の波の数字を見ても、全く陣痛が弱い。

あまりに下手なイキみに、ミッドワイフもあくびをしたり、ため息をついたり、
なんともひどい態度。
でも私は何とも気にならない。
なんでだろ。たぶんもう2度と会わないと思ったし、別に
期待もしていなかったからかな。

1時間、イキむまねをしてみたが、ダメ。
しまいには、お腹(というか胃)を押されたけど、これもダメ。
ドクターの「Vacume(吸引)」という言葉を聞いて、ホッとした。
二人目も吸引分娩とは・・・やれやれ。

ほどなく、まわりがさらに慌しくなり、
あれよあれよと、酸素マスクをさせられた瞬間、急に体がラクになった。
「うわぁ、気持ちぃぃ」なんて思った途端、
ドクターの「Oh, Boy!!」という声とともに、お腹にゴロンッと
重たいものが。

わぁぁぁぁ〜〜〜,
ぽぽちゃんを産んじゃった??!!
と、思うほど似ていたぼくちゃん。

一声泣いただけで、あとはほけ〜〜としている。
反応がないというか、ほけ〜〜。
大丈夫?この子・・・。

そのうち、オットとぼくちゃんは、どこかへ行っちゃった。
ドクターは、一生懸命、縫っていた(笑)。

吸引で大変だったけど、でもすぐに出してくれて、
とてもとてもうれしかった。
イギリスでは何時間もなにもしてくれなかったから。
・・・ちゃんと私が言えば良かったんだけどさ。

無事に生まれて良かったよぉ。
あぁ、それよりぽぽ姫は、大丈夫かなぁ。
赤ちゃんが生まれた感動よりも、すぐさまぽぽ姫のことが気になった。
そういうものなのかな、二人目って。

やっと落ち着いた頃、ランチが届いた。
オットが中身を見て、絶叫!!

ゲーッ、ハンバーガーだっ!!
さすが、アメリカ。
産後のランチが、ハンバーガーだとは・・・(笑)。

病室も決まり、車椅子で移動。
かなりおしりが痛い。
そして、車椅子に座った途端、顔の筋肉がおかしくなってる自分に気づく。
病室のトイレで、おしっこをするように言われ、鏡で自分の顔を見て仰天。
すんげー、むくんでる。。

さぁ、これから大変だぞーーーと、自分に気合を入れた。



   





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